【選挙2017】出口調査バイトって何するの? 23歳無職の女が徹底解説

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こんにちは、1か月前にブラック企業を退職した小林香織です。

 

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有給消化期間中はバスを追いかけてばかりの日々……。
しかしこんな生活が永遠にできるわけではありません。

社会復帰第一弾として、衆議院選挙(2017/10/22実施)の出口調査バイトに応募しました。
この記事では、出口調査バイトの一連の流れと感想をお伝えします。

目次

・応募方法と面接
・研修
・下見
・当日のタイムスケジュール
・到着→投票会場の確認
・午前の部開始
・データ送信→休憩
・午後の部開始
・データ送信→終了!
・こんな人たちが投票に来ていた
・おわりに

応募方法と面接

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選挙が近づくと、求人情報サイトに選挙バイトの求人が掲載されます。

私は選挙の18日前にネット応募しました。
18日前でも選挙会場の選択肢が少なかったです。
(福岡市東区でいうと、49ある投票所のうち、応募先の派遣会社が担当している投票所で空きがあったのは6つだけでした。)

早めの行動をおすすめします。

 

選挙バイトの中には、当日の出口調査だけの勤務だけでなく、期日前投票と当日の出口調査の勤務や、開票作業の補助などもありました。
ご自身に合ったものをお探しください。

 

私が応募した派遣会社の場合は

・勤務日選択可能
・時給1,000円(研修も時給発生)
・交通費支給なし

という条件でした。

 

応募すると、即日で応募先の派遣会社から電話がかかってきました。
その際、業務内容・投票所・研修日程の希望を訊かれました。

私が選択した条件は

・業務内容:当日の出口調査のみ
・投票所:現在空きがある中で自宅から最も近い投票所
・研修日程:月曜日の夕方(日曜日のお昼と月曜日の夕方のどちらかを選択)

です。

 

私はこの派遣会社に未登録だったので、まずは登録するところから始まります。
面接の日程を決めて、この日は終了です。

 

面接の持参物は

・履歴書(写真なし)
・印鑑
・ボールペン

の3点でした。

派遣会社によっては、履歴書不要だったり、証明写真が必要だったりします。
私が登録した会社は、面接の最後に先方に写真を撮ってもらう形でした。
履歴書はPCで作成しました。

 

面接は30分ほどで終了しました。
面接といってもエントリーシートの記入がメインで、実際に面接した時間は10分程度だと思います。
応募した時点で採用が決まっているようなものなので、気負う必要はありません。

研修

10/16(月)に、出口調査業務を発注した会社のビルにて、研修が行われました。

 

所要時間は、当日の出口調査だけの場合は2時間
時給1,000円、つまり研修だけで2,000円支給されます。

 

研修の場所は、福岡県では福岡市と北九州市の2会場でした。

交通費支給はありませんでした。
私は近場かつ西鉄バスのフリー定期券を所持しているので無料で研修会場に行けましたが、筑後地方から来られた方々が気の毒でしたね。
交通費だけで研修のお給料が飛んでしまいそう……。
交通費の出ない会社に応募する際はお気をつけください。

 

服装は私服で大丈夫です。
むしろ白シャツで参加した私が浮いてたくらいです……。

 

研修の流れは

・代表者あいさつ
・機材配布/配布物確認
・教育用DVD視聴
・口頭での仕事内容の説明
・データ入力の練習

でした。

 

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研修が終わったら、配布された機材を自宅に持ち帰ります。

↑の写真の紙袋に入れて渡されるのですが……結構重いですよ。
中身は、A3用紙200枚、ガラケー、充電器、バインダーなど。
重さが伝わりますでしょうか?
研修の日は荷物を少なめにしましょう。

下見

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選挙バイトの業務は研修と当日だけ……と思いきや、大きな落とし穴がありました。

当日を迎える前に、投票所の下見をしなければなりません。

 

研修終了後から勤務前日までに、投票所に行って、以下の確認をします。

・投票所となっている施設の出入口がどこにあるか
・投票所から最寄り駅・バス停までの行き方の確認(人の流れの把握)
・お手洗いの場所の確認
・雨風をしのげる場所はあるか
・自身のスマホと配布されたガラケーの電波が入るか

下見の結果を専用の用紙(地図を描く欄あり)に記入して、FAXで派遣会社に提出します。

 

下見は、交通費はもちろん、時給すら発生しません。

ここが選挙バイト最大の罠でした。
投票所までの移動時間、下見の時間、交通費を捻出しなければなりません。
投票所が遠い人は大変です……割に合わない……。

 

ちなみに、私が下見に行った小学校は、会場となる講堂が道路に対して異様に高いところにありまして、道路から講堂が一切見えませんでした。
小学校なのでもちろん部外者立ち入り禁止です。

もう、なんのために下見に行ったのかわかりません……。

当日のタイムスケジュール

当日の動きは以下のとおりです。

 

家を出る前 派遣会社に出発連絡

8:40まで  現地到着
      派遣会社と出口調査業務を発注した会社(以下:マスコミ)に到着連絡
      選挙管理委員会の方にあいさつ
      下見でわからなかったことの確認

9:00    午前の調査スタート

12:00    調査終了
      データ入力開始
      すべて入力したら派遣会社とマスコミに完了連絡
      終わり次第、お昼休憩

13:30   派遣会社とマスコミに開始連絡
      午後の調査スタート

17:30   データ入力開始
      すべて入力したら派遣会社とマスコミに完了連絡
      機材を持ち帰り、コンビニで派遣会社宛てに発送する
      お疲れ様でした!

 

拘束時間は約9.5時間+通勤時間、実働時間は8~8.5時間です。
データ入力が早く終われば時間を稼げます。

投票所によっては開始が1時間繰り上がるところもあります。

到着→投票会場の確認

投票所に到着したら、まずは到着連絡をします。
私の場合は、派遣会社へは自分のスマホでメール連絡、マスコミへは貸与されたガラケーで電話連絡をしました。
マスコミのコールセンターは電話が殺到してつながりにくいですが、あきらめずに発信し続けます……。

 

連絡が終わったら、投票所の受付の方にあいさつをし、選挙管理委員会の方を呼び出していただきました。
その際、出口調査の許可をもらったり、休憩場所を尋ねたりしました。

終わったら、下見でわからなかったことの確認をします。

 

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投票会場の見取り図は↑こんな感じです。

出入口は階段を数段のぼった場所にあります。
私はの場所で出口調査をすることにしました。

午前の部開始

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9時になりました。
出口調査スタートです!

 

回答用紙をバインダーにはさんで、投票を終えた人に声をかけます。

声をかける、といっても、手あたり次第に話しかけるわけではありません。
今回のマスコミの場合は「○人おきに声をかける」という決まりがありました。
「○人」の数は投票所によって異なります。
出口調査を国民の縮図とするために、インターバルの数は厳守なのだそうです。

調査員は、回答者を選べないし、かといって適当に声をかけているわけではない。
この事実は有権者の皆さんに知っていただきたいですね。

校区をよく知る選挙の事務員さんに「さっきの人認知症だけど出口調査に答えて大丈夫?」と心配されましたが……「○人目」に該当したからには声をかけないといけないのです。

 

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「○人目」の人を発見したら、回答用紙の性別欄に○をつけます。

調査員が回答者の性別を見た目から判断して○をつけるなんて、正直言って失礼なことだと思います。
個人的には、回答者に性別を選ばせてあげたいです。(無回答可で)
むしろ性別欄を廃止してほしいくらいです。
しかし今回のマニュアルではそのようなことは許されません……。

 

「○人目」の人が近づいてきたら声をかけます。

「おはようございます。選挙の出口調査にご協力お願いします。○をつけるだけの簡単なアンケートです。」

応じてくれそうならバインダーとボールペンを渡して回答してもらいます。
この間も投票会場から出てくる有権者の数をカウントします。
プライバシーに配慮し、回答用紙をのぞきこまないようにします。

 

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1つの質問に対して○を複数つけた場合、その質問への回答は無効となってしまいます。
○は1つだけ、と念押しします。

……年齢に複数回答はまずないですが、質問内容によってはよくあるんですよ。
「○○政権に期待することはなんですか?」とか……。
せっかく回答してもらったのに意見を無にせざるを得ないのは心が痛みます。

答えたくない質問に対する無回答はOKです。

 

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中には調査を拒否する人もいます。
思想を知られたくないから、急いでいるから、面倒だから……など、理由はさまざま。

拒否も1つの意見としてカウントします。
拒否された場合は、年齢を調査員が判断して記入し(←大変失礼)、拒否者の回答用紙であることがわかるように印をつけておきます。
(私は左上に×を書きました。)

出口調査に応じるか否かは個人の自由です。
一生に一度あるかないかのレア体験なので、私は受けたい派ですが、無理して答える必要はないですよ。

 

これを繰り返しながら、出口調査を進めていきます。

午前の部の終わりは、終了時刻になるか、回答数が午前中の上限(今回は90枚)に達するまで。
朝は有権者の数が多く行列ができるほどでした。
このペースなら定刻より早く休憩に入れるのでは!?
と期待しましたが、上限まであと5枚のところで、定刻の12:00になりました。

データ送信→休憩

定刻になったら、機材を持って、データ入力ができる場所に移動します。

 

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貸与されたガラケーにデータ入力専用ソフトがインストールされています。
集まった回答用紙を見ながら回答をポチポチと入力していきます。

所要時間は85枚で20分ほど。

このガラケーは、データ送信と、マスコミへの電話連絡にのみ使います。
通信の記録が残ります。
業務外の目的で使うと電話代や通信料の請求が来ます。
マスコミ曰く、過去にアダルトサイトを閲覧して大変なことになった事例があるそうな(笑)

 

午前の部の回答をすべて送信したら、派遣会社とマスコミに終了連絡をして、お昼休憩に入ります。

すべての投票所がお店に恵まれているわけではないです。
私の投票所は戸建て密集地の中にあり、周囲にはコンビニもスーパーも飲食店もありませんでした。
お昼は持参したほうが良さそうですね。

 

山を切り開いて作った住宅街なだけに、自然が豊か(笑)
休憩なのに心を休める暇なし。
緑が多くて良い地区なのですが、環境の良さが仇となってしまいました。

午後の部開始

13:30から午後の部スタートです。
派遣会社とマスコミに開始連絡をして、持ち場に戻ります。

 

昼休み前から薄々感じてはいましたが……
投票に来る人の数が激減しました。

「○人目」が来るまでに20分かかることも。
誰も来ないときは受付のおばちゃんと世間話してました。

 

この日は超大型の台風21号が襲来した日でもありました。
15時頃から風が強くなり、雨が降り、外は大惨事。
私は雨風をしのげる場所にいたので無事でしたが、有権者の傘が破壊される現場を何度か目撃しました。

 

台風が来るというのに、グラウンドでは中学校の練習試合が行われていた模様。
避難しに来た彼らのおかげで退屈が苦になりませんでした。
ありがとう!
(その後彼らがどうやって家に帰ったのかは知りません)

データ送信→終了!

17:30になったら午前と同じようにデータ入力を行います。
派遣会社とマスコミに終了連絡をして、投票所での業務は終了です!
機材を持って家に帰ります。

お疲れ様でした!

 

今回の出口調査バイトで一番つらかったのが、これ。
投票所からバス停までの道です。
生きた心地がしませんでした……。

 

投票所を出たら、機材を同封された袋に入れて、派遣会社に送付します。

帰り道にコンビニで送ろうと思っていたら、マスコミへの終了連絡の際にコールセンターの方から
「この電話に連絡をすることがございますので、1時間は電源を切らないでください」
と指示がありました。
仕方がないので家に持ち帰って翌日コンビニに持って行きました。

こんな人たちが投票に来ていた

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私が担当した投票所は、高級住宅街として名高い地域にある小学校でした。
子育て世帯に人気のエリアで、若者がたくさん投票に来ると予想していたのですが……

現実は高齢化が進む街でした。
福岡市が公開している各校区データ集を見るに、65歳以上の住民の割合が東区の中では上位5位に入るのでは……?
戸建ての街だから仕方ないのでしょうか。

お年寄りが不自由な体を動かして、高台にある投票所に来ていました。

ご家族と一緒に車で来る方。
タクシーで送迎してもらう方。
スクーターで乗りつける方。
苦労して徒歩で来る方。
一票を投じるために、いろいろな手段で来訪されていました。

わざわざ小学校まで来なくても投票できるような仕組みが整ってくれたら、お年寄りが無理して投票に行かなくてもすむのに……と若者ながら感じました。

 

もちろん、選挙権を得て間もない年代の方々も選挙に来られていました。
調査用紙の「18~19歳」に○が描かれる瞬間は、調査員の私も嬉しくなりました。

投票所の受付の方は地域じゃ有名な方なのか、ほとんどの有権者と知り合いでした。
ここの校区も活動が活発なのでしょうか?
私はよそ者ですが、ほっこりします。

 

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調査のあとにご意見を伝えてくれた方がいらっしゃいました。
「期日前投票したかったけど、会場が遠い! もっと増やしてほしい!」

福岡市の期日前投票の会場は、各区の区役所(7か所)と、福岡市役所と、なみきスクエアです。

実際になみきスクエアで期日前投票を済ませた身としては「東区は区役所だけじゃなくてなみきスクエアでも投票できるんだからいいじゃん」と内心思いましたが、不便に感じる方がいらっしゃるのなら、改善の余地がありそうですね。

(調査員にご意見を投げても、こうやってネットで公開するくらいしか行動ができません。
 お役に立てず申し訳ないです。)

おわりに

以上、選挙の出口調査バイトの解説でした。

調査員バイトは向き不向きあると思いますが、私は機会があればまたやりたいです!

 

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